私はこれまで大学病院や地域の基幹病院での眼科診療に携わり、近隣のクリニックで治療に難渋していたケースを多々経験してきました。
紹介状を持っていらした患者様の中には、もっと早くに治療を開始していれば……と思わずにはいられない症例も多くありました。
そのような経験を通し、患者様がもっと早く目の奥の病気に気づける機会が必要だと感じるようになりました。
目の病気は、視力に異変がない時期にも進行していくものが多々あり、早期発見・早期治療が大変重要になってきます。また、視力に異常がなくても、目の疲れや違和感は人間の幸福度を大きく下げてしまいます。
目は精密機器のような構造をしており、たくさんの機能がつまっています。
そのため、簡単な説明を受けただけでは、ご自身の病気のイメージを掴むのは難しいと思います。
しかし、ご自身の目の状態を正しく理解していただくこと、その上で根拠に基づく治療を受けていただくことは、現代の医学においてとても大切なことであると考えています。
私は、自身の持てる医学的知識を丁寧に患者様にご説明し、その方にとっての最良のケアを心がけていきたいと考えております。またそのためには、より専門性の高い医療機関にご紹介することもございます。
院長